「日本刀に魅せられて、『抜刀術』学んでいます」１年生限定ミスコン　早稲田大学　拔山媛奈

　エイジ・エンタテインメントが主催する大学１年生限定ミスコン「フレッシュキャンパスコンテスト２０１６」。その出場者をご紹介。

■拔山媛奈（ぬきやまひな）
早稲田大学　文学部文学科
生年月日：１９９７年１２月１６日
出身地：兵庫県（生まれは神奈川県です）
身長：１６２．０ｃｍ

■コンテスト応募・出場のきっかけは？

　大学へ入学したのをきっかけに「自分が今まで見たことのない新しい世界へ飛び込んでみたい！　自分の力でどこまで出来るのか挑戦してみたい！」と思い、出場を決意しました。

■大学生活は？

　早稲田大学居合道部に所属しています（居合道とは日本刀を使い、座った姿勢から瞬時に敵を斬りつける抜刀術です)。居合道部は東日本大会２連覇達成という輝かしい実績があり、尊敬する先輩を見習って日々稽古に励んでいます。

　また、ラオス教育支援プロジェクト「スーン」にも所属していて、年末ラオスへ渡航して、現地の小学生や先生、村の方々と交流しました。ラオスの学校では暗記教育を軸として、先生が黒板に書いたことを生徒が黙々とノートに写す授業が主体で、日本のような理科実験や図工の授業がありません。私たちは、図工や理科実験の授業を行うことで、子供たちが普段の授業とは異なる知見を得られるように取り組みました。

■拔山媛奈さんはどんな人？

　自分が「好き！」と思う事をとことん追いかけていくタイプです。そのせいか、「変わっているね、個性的だね」とよく言われます（笑）。

　今は日本刀にハマっていて、きっかけは刀剣をテーマにしたゲームから興味を持ち、刀剣の展示が開催されている美術館や神社、お寺を巡りをしています。

　先日は、神戸の友人と共に名古屋の徳川美術館まで足を運んで、国宝や重要文化財に指定されている貴重な四振り同時公開を１時間半ならんで、目に焼き付けてきました。至福の一時ですね。大学のレポートも熱田神宮の宝刀「太郎太刀」をテーマにしています。

　居合道の模造刀は、手ごろなもので三万円くらいから、でも、柄の色や鍔の形、装飾品など、こだわりすぎて結果「ｍｙ刀(模造刀)」は八万円に・・・。こだわりが強すぎるのかもしれません。

■将来は？

　「日本刀の研究者になりたい」。笑われますが、本気です。武器であるはずの日本刀が、なぜ愛され続けているのか。なぜ現代を生きる私たちでさえも刀に魅了されてしまうのか・・・時代によって少しずつ変化を遂げていく「刀剣観」を研究していきたいです。